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【自動巻腕時計】《 分解工程・組立工程 》【時計修理】

• 【時計修理】自動巻腕時計 分解掃除(オーバーホール) 分解工程・詳細版
  • セイコースポーツマチック自動巻腕時計
    • 機械 No.2451自動巻19石

セイコー2451自動巻腕時計分解工程・詳細版

分解掃除(オーバーホール)をする分解工程です

• ネジをはずして、外れる部品は、すべて外します。
  • 部品全部をバラバラにします。

1.2.3.4.

• 1.セイコースポーツマチック自動巻腕時計
• 2.革バンドを外します
• 3.後ろ側
• 4.ケースの裏ブタを開けます

5.6.7.8.

• 5.巻真リューズ、機械止めネジ(側止めネジ)を外します
  • 機械止めネジ(側止めネジ)を外す前に、巻真リューズを抜きます
• 6.風防ガラス縁を外します
  • 前側(文字盤側)から、機械を外すようになっています
• 7.ケース胴から機械部(文字盤)が外れました
• 8.取りだした文字盤部(機械部)

9.10.11.12.

• 9.針(秒針、分針、時針)を外します
• 10.文字盤を外します
• 11.針座、筒車(短剣車)を外します
• 12.裏押さえ、日の裏車、小鉄車を外します

13.14.15.16.

• 13.機械の裏ブタ側
  • 自動巻部を外して行きます
• 14.回転錘をはずします
• 15.伝え受を外します
• 16.伝え受の内側

17.18.19.20.

• 17.伝え車、ツメレバーを外します
• 18.テンプ部、テンプ受を外します
  • ここからが、機械時計の基本の機械本体です
• 19.テンプ受からテンプ(調速機)を外します
• 20.テンプ受からテンプ軸受けを外します
  • テンプ軸受け---ダイヤショックバネ、受石、穴石
    • 受石類は小さいので、最後に外した方が無難です

21.22.23.24.

• 21.アンクルを外します
  • 注意！！
    • 全舞を戻しておきます(全舞の力がない状態にしておきます)
    • 全舞を力のない状態にしておかないと、壊れます！！
• 22.角穴車、コハゼバネを外します
• 23.輪列受け(一番受け)を外します
• 24.輪列受け(一番受け)の軸受の受石を外します

25.26.27.28.

• 25.歯車を外します
• 26.全舞車(一番車、香箱車)
• 27.全舞車(一番車、香箱車)のフタを外します
• 28.全舞車(一番車、香箱車)の香箱芯を外します

29.30.31.32.

• 29.全舞車(一番車、香箱車)からゼンマイを取り出します
  • 全舞式(機械式)の時計は、全舞車(一番車、香箱車)の香箱芯の軸穴が摩耗しています
    • 香箱芯の軸穴が、一番、力が掛かっている所です
• 30.筒カナを外します
• 31.二番車を外します
• 32.針回し部を外します

33.34.

• 33.地板についている軸受の受石を外します
• 34.セイコースポーツマチック2451自動巻腕時計 分解完了。

セイコースポーツマチック2451自動巻の機械は、
自動巻の初期の機械ですので、手巻の機械に自動巻部を載せただけの単純な構造になっています。

このように適当にすれば、分解が出来ちゃいまーす。
はずれる部品、はずせる部品を適当にはずして行けば・・・出来ちゃうもんです。

• 自動巻腕時計を分解してみると解ると思いますが・・・
  • 潤滑油などは、かなり汚れているはずです。

機械式時計は、定期的なお手入れが必要となる訳が、ご理解・ご納得できると思います。

分解掃除(オーバーホール)をするときは･･･

• 全舞、ヒゲ全舞に、最注意！！

部品を壊すとＭＯＴＴＡＩＮＡＩ！！

• 壊さないように、慎重に、丁寧に、お願いします。
  • 興味のある方は、ぜひ一度お試しを・・・！！

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