セイコー810手巻腕時計分解工程
【手巻腕時計】《 分解工程・組立工程 》【時計修理】
- 【時計修理】手巻腕時計 分解掃除(オーバーホール) 分解工程・詳細版
- セイコークロノススペシャル手巻腕時計
- 機械 No.810手巻23石
- セイコークロノススペシャル手巻腕時計
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セイコー810手巻腕時計分解工程・詳細版
分解掃除(オーバーホール)をする分解工程です
- ネジをはずして、外れる部品は、すべて外します。
- 部品全部をバラバラにします。
- 1.セイコークロノス 手巻腕時計
- 長年眠っていた時計です
- 2.金張りのケースがくすんでしまっています
- 3.裏ブタを開けます
- 緑青サビがひどいです
- 4.裏ブタを開けた状態
- 5.裏ブタの内側
- 6.裏ブタの合わさり目
- すき間には、緑青サビ
- 7.機械もサビています
- 8.竜頭巻真をはずします
- 9.リューズが壊れています
- 10.巻真もサビてしまっています
- 11.機械を止めているネジをはずします
- 12.側止めネジをはずします
- 13.前面のガラス縁をはずします
- 機械は、前面から外します(裏ブタ側からは、外せません)
- 14.ガラス縁も緑青サビがひどいです
- 15.機械をはずした状態
- 16.ケース胴
- 17.ガラス縁、プラスチック風防ガラス
- 18.風防ガラスを拡大
- プラスチックですので、劣化ヒビ割れしています
- 19.ガラス縁、内側から
- 20.リューズも壊れています
- 左・新、右・旧
- 21.巻真もサビが出ています
- 22.巻真に新しいリューズを取り付けておきます
- 23.機械に巻真リューズを取り付けておきます
- 24.針をはずします
- 25.文字盤をはずします
- 26.機械だけになりました
- 27.機械もサビています
- 28.粉サビがひどいです
- 29.針座、筒車をはずします
- 30.文字盤側は、これだけです
- カレンダーがない機械は、単純に出来ています
- このような機械から、分解の練習を始めると良いのではないでしょうか
- カレンダーがない機械は、単純に出来ています
- 31.裏ブタ側
- 32.機械、拡大、粉サビが出ています
- 33.緩急芯までサビています
- 34.テンプ、テンプ受けをはずします
- 35.テンプ、テンプ受け
- 36.テンプ受けからテンプをはずします
- 37.テンプとテンプ受け
- 38.テンプ軸受けをはずします
- 39.テンプをはずした状態
- 40.アンクル部、拡大
- 41.アンクルをはずします
- 注意!!
- 全舞を戻しておきます(全舞の力がない状態にしておきます)
- 全舞を力のない状態にしておかないと、壊れます!!
- 注意!!
- 42.アンクルをはずした状態
- 43.アンクル部、拡大
- 44.角穴車をはずします
- 45.角穴車をはずした状態
- 46.丸穴車をはずします
- 47.丸穴車をはずした状態
- 48.一番受けをはずして、香箱車をはずします
- 49.香箱車をはずした状態
- 50.香箱車、上側
- 51.香箱車、下側
- 52.香箱芯の汚れ
- 53.香箱のフタをはずします
- 54.香箱芯をはずします
- 55.全舞を取り出します
- 56.香箱と全舞
- 57.輪列受けをはずし、ガンギ車、三番車、四番車をはずします
- 58.車輪をはずした状態
- 59.輪列受け
- 60.輪列受けの軸受
- 61.軸受の受石をはずします
- 注意!!
- 耐振バネを飛ばして失くさないように!!
- 注意!!
- 62.二番受けをはずす前に、文字盤側にします
- 63.筒カナをはずします
- 64.二番受けをはずして、二番車をはずします
- 65.後ろ側の部品は、はずし終わりました
- 66.二番受け
- 67.二番受けの軸受石をはずします
- 68.文字盤側の、針回し部をはずして行きます
- 69.日の裏車、小鉄車をはずします
- 70.裏押さえ、カンヌキをはずします
- 71.オシドリをはずして、巻真を抜いて、ツヅミ車、キチ車をはずします
- 72.軸受石をはずします
- 73.軸受石、こちらはネジ止めになっています
- 74.テンプ軸受をはずします
- 75.これで全部品をはずし終わりました
- 76.分解(オーバーホール)の完了です
分解した全部の部品です
- セイコークロノス手巻腕時計
- 機械 No.810手巻23石
- 77.テンプ
- 78.テンプ受
- 79.アンクル
- 80.アンクル受
- 81.ガンギ車
- 82.三番車
- 83.四番車
- 84.輪列受
- 85.角穴車
- 86.丸穴受座
- 87.丸穴車
- 88.一番受
- 89.香箱
- 90.香箱フタ
- 91.香箱芯
- 92.全舞
- 93.二番車
- 94.二番受
- 95.二番軸受(受石)
- 96.筒カナ
- 97.日の裏車
- 98.小鉄車
- 99.日の裏押さえ
- 100.裏押さえ
- 101.カンヌキ
- 102.カンヌキバネ
- 103.ツヅミ車
- 104.キチ車
- 105.オシドリ
- 106.オシドリ芯
- 107.巻真
- 108.地板-----後ろ側
- 109.地板-----文字盤側
- 110.軸受(アンクル、ガンギ受石)
- 111.軸受(三番受石)
- 112.軸受(テンプ組合せ軸受石、受石、耐振バネ)
- 113.筒車
- 114.針座
- 115.止めネジ
- 116.文字盤
- 117.針(時針・分針・秒針)
- 118.リューズ(新品-----内側)
- 119.ケース胴-----表側
- 120.ケース胴-----裏側
- 121.ガラス縁-----外側
- 122.ガラス縁-----内側
- 123.風防ガラス-----新品
- 124.裏ブタ-----外側
- 125.裏ブタ-----内側
- 126.分解掃除(オーバーホール)修理完成後
- 127.少しキレイになりました。
- 128.パッキン溝にパッキンを入れます
- 修理受け付け時は、入っていませんでした
- 129.パッキンは、ホコリ除けに入っています
- 防水効果はありません
- 130.分解掃除(オーバーホール)修理完成品-----表側
- 131.バンドを取り付けて・・・完成、終了。
- 132.分解掃除(オーバーホール)修理完成品-----裏側
このように適当にすれば、分解が出来ちゃいまーす。
はずれる部品、はずせる部品を適当にはずして行けば・・・出来ちゃいまーす。
機械式の機械を分解するのには、自動巻ではなく、
最初は、機械の構造が単純に出来ている手巻きの機械から始めると良いと思います。
- 手巻腕時計を分解してみると解ると思いますが・・・
- 潤滑油などは、かなり汚れているはずです。
- 防水機能がないので、汗・水ですぐにサビてしまいます。
- テンプ・ヒゲ全舞までサビてしまいます。
機械式時計は、使っても、使わなくても、
定期的なお手入れが必要となる訳が、ご理解・ご納得できると思います。
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分解掃除(オーバーホール)をするときは・・・
- 全舞、ヒゲ全舞に、最注意!!
部品を壊すとMOTTAINAI!!
- 壊さないように、慎重に、丁寧に、お願いします。
- 興味のある方は、ぜひ一度お試しを・・・!!
誤記・脱落などがありましたら、お許し願います。
(ピンボケも、お許しを・・・)
- まだまだ未熟ゆえに・・・
- たいした技術などありませんので、難しいことは解りませ~ん。
- 適当に・・・の~んびりと・・・やってみてください。。。
- たいした技術などありませんので、難しいことは解りませ~ん。
誤記・脱落などがありましたら、ご教授をお願い致します。
【times-machine.com】《 時計修理 》【三田時計メガネ店@栃木県大田原市前田】
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