アイコー31日巻カギ巻柱時計組立工程
【カギ巻柱時計】《 分解工程・組立工程 》【時計修理】
- 【時計修理】カギ巻柱時計 分解掃除(オーバーホール) 組立工程・詳細版
- アイコー31日巻カレンダー付きカギ巻柱時計
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アイコー31日巻カギ巻柱時計組立工程・詳細版
分解掃除(オーバーホール)をして組み立てる工程です
機械を分解した全部品です
- 1.土台となる上下の地板
- 2.上地板、長剣車(三番車)は、車軸穴が減っていなければ抜きません
- 3.土台の下地板
- 4.全舞車(一番車)、全舞をはずした状態
- 5.全舞車、下側
- 全舞を巻いたときにカチカチと、音がする所
- 全舞の力をこのツメ一つで支えています。力の源点です
- このツメを外すと全舞がほどけます
(不用意に外すと、一気にハジケてケガをします)- 分解をするときは、最注意が必要、道具もコツも必要です
- 6.全舞車と全舞
- 全舞は、治工具よりも針金の方が安全で仕事がしやすいです
- 7.全舞車に全舞を取り付けた状態
- 8.車輪列、右側-時方 左側-打ち方
- 9.時二番車
- 10.時四番車
- 11.ガンギ車
- 歯先がとがっていて、アンクルとかみ合い、回転から往復運動へ
- 12.アンクル
- 回転運動を往復運動へ変換
- アンクルとガンギ車の構造を脱進機と言う
- 13.打二番車
- 14.打三番車
- 星形の鐘突きの歯が付いています
- 15.打四番車
- 16.打五番車
- 17.風切車
- 風圧でブレーキを掛けています
- 18.シュモク、小槌で棒リンをはたきます
- 19.振り竿、振子を掛ける竿
- 20.数取りカマ
- 21.止めカマ
- 22.上げカマ
- 23.日の裏車、長剣車と短剣車のつなぎ役
- 24.短剣車、時報の数決め
- 25.長剣・短剣・ザ・ナット その他の部品
機械本体を組み立てていきます
分解掃除、部品の点検、修復、修正をして・・・組み上げていく工程です。
(分解をするなら、逆に・・・)
潤滑油が必要な所へは、注油しながら、
調整・調節が必要な所を、調整・調節しながら、組み上げていきます。
- 26.この機械は、上地板に歯車を並べて、組み立てていきます
- 27.拡大
- 28.拡大
- 29.下地板を取り付けます
- 30.正面から、拡大
- 31.正面から、拡大
- 32.打ち方の部品を取り付けます
- 33.拡大
- 34.打ち方の部品を取り付けます
- 35.拡大
- 36.後ろ側から、アンクル竿・打ち小槌は後ろへ
- 37.下から、全舞はまだ針金で巻いた状態です
- 38.全舞を完全に入れて、針金をはずします
- 39.全舞を入れた状態。時方側
- 40.全舞を入れた状態。打方側
- 41.正面から、これでほぼ完成
- 42.日の裏車・短剣車を取り付けます
- 43.拡大
- 44.数取りを取り付けます
- 45.拡大
- 46.アンクルとガンギ車の歯の食い合いを調整します
- 47.アンクルとガンギ車の歯の食い合い
- 48.打ち方のかみ合いの調整をします
- 49.拡大
- 50.長剣短剣をつけて、機械は完成。
- 51.右側、時方側から
- 52.拡大
- 53.拡大
- 54.振り子を下げる振り竿を取り付けます
- 55.後ろ側から
- 56.拡大
- 57.振り竿振りベラ、拡大
- 58.左側、打ち方側から
- 59.拡大
- 60.拡大
- 61.打ち方、鐘突き部
- 62.打ち方、鐘突き部
- 63.拡大
- 64.ケースに取り付けます
- 65.ケースに取り付け、振子を掛けて、機械本体は完成。
- ケースに取り付けてからも、調整、調節が必要です
カレンダー部
カレンダーの部品は、これだけです。
- 66.カレンダー伝え車
- 67.カレンダー土台
- 68.カレンダー切り替え車
- 69.カレンダー切り替え車
- 70.日車・曜車
- 71.カレンダー土台に切り替え車を取り付けます
- 72.日車・曜車を取り付けて、完成。
- 66.カレンダー伝え車は、まだ取り付けず、最後の最後に取り付けます
パワーリザーブ部
残量表示は、機械をケースに取り付けてから、最後に取り付けます。
- 73.残量表示土台
- 74.残量表示伝え車
- 75.伝え車を取り付け
- 76.表示車
- まだ取り付けず、最後に取り付けます
ケースに取り付けてから
ここから、最後の仕上げです。
- 77.カナ車を全舞車に取り付けます
- 78.カレンダーと残量表示土台を取り付けます
- 79.カレンダーと残量表示土台を取り付け、拡大
- 80.カレンダーと残量表示土台を取り付け、拡大
- 81.表示車を取り付けます
- 82.表示車を取り付け、拡大
- 83.カレンダー伝え車を取り付けます
- 84.カレンダー表示カバーを取り付けます
- 85.文字盤を取り付けます
- 86.短針・長針を取り付け、完成。
後は、動かして、時間の調節をするだけです。
一日10秒、一カ月で300秒、5分の進みならば、最高の誤差だと思います。
完成するまでには・・・
微調整や点検、確認を繰り返し行います。
もちろん潤滑油を注油しながら行っています。
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分解掃除(オーバーホール)をするときは・・・
- 全舞でハジカレないように、最注意!!
部品を壊すとMOTTAINAI!!
- 壊さないように、慎重に、丁寧に、お願いします。
- 興味のある方は、ぜひ一度お試しを・・・!!
誤記・脱落などがありましたら、お許し願います。
(ピンボケも、お許しを・・・)
- まだまだ未熟ゆえに・・・
- たいした技術などありませんので、難しいことは解りませ~ん。
- 適当に・・・の~んびりと・・・やってみてください。。。
- たいした技術などありませんので、難しいことは解りませ~ん。
誤記・脱落などがありましたら、ご教授をお願い致します。
【times-machine.com】《 時計修理 》【三田時計メガネ店@栃木県大田原市前田】
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